1ページのホームページってどう?

ホームページを初めて作成する際、どの形式が自分の目的に合っているのか迷うことが多いでしょう。その中でも、シンプルで使いやすい「シングルページ(1ページ)のホームページ」は、多くの初心者にとって魅力的な選択肢かもしれません。この記事では、シングルページとは何か、ランディングページや複数ページのサイトとの違い、そしてシングルページのメリットやデメリットについて解説します。シングルページがあなたのホームページに適しているかどうか、参考にしていただければと思います。

この記事は次のような方に向けて作成しています。
・初めてホームページやECサイトを作成、運用される方
・Webに関することがあまり詳しくない方

目次

・シングルページとは何か
 シングルページの基本的な構造
 ナビゲーション方法
 シングルページの特徴
・ランディングページや複数ページとの違い
 ランディングページとは
 複数ページのサイトとは
 シングルページとランディングページ、複数ページとの違い
・シングルページのメリットとデメリット
 メリット
 デメリット
・まとめ

シングルページとは何か

シングルページ(1ページ)のホームページとは、すべての情報が1枚の長いページにまとめられているウェブサイトのことです。

シングルページの基本的な構造

シングルページは、トップからボトムまで縦に長く続く1つのページで構成されています。このページの中に、以下のようなセクションが含まれることが一般的です:

  • ヘッダー(ページの最上部):ウェブサイトの名前やロゴ、メインメニューが配置される部分です。
  • イントロダクション(導入部分):ウェブサイトの目的やコンセプトを簡単に説明する部分です。
  • コンテンツセクション:商品の紹介、サービスの詳細、会社情報、お客様の声など、伝えたい情報をセクションごとにまとめた部分です。
  • フッター(ページの最下部):連絡先情報、著作権表示、ソーシャルメディアのリンクなどが配置される部分です。

ナビゲーション方法

シングルページでは、ユーザーは画面をスクロールすることでページ全体を閲覧します。

また、シングルページの多くは、ページ上部にメニューが配置されており、メニューのリンクをクリックすると、ページ内の特定のセクションに一気にジャンプする仕組みが組み込まれています。

シングルページの特徴

シングルページの特徴をさらに詳しく説明します:

  • 一貫したデザイン:ページ全体が一つのデザインコンセプトに基づいて作られているため、統一感があり、見やすいサイトになります。
  • 簡単な操作:すべての情報が一つのページにまとまっているため、ユーザーはページ間を行き来する必要がなく、情報を探しやすくなります。
  • 閲覧がしやすい:スマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できることが多く、特にモバイルユーザーにとって利便性が高いです。

シングルページのホームページは、そのシンプルさと直感的な操作性から、初めてホームページを作成する人やWebに不慣れな人にとって非常にわかりやすい形式です。

ランディングページや複数ページとの違い

ランディングページとは

ランディングページ(Landing Page)は、広告や検索結果から訪問者が最初に到達するページです。このページの主な目的は、訪問者に特定の行動を促すことです。

  • 訪問者が最初に到達するページ
    例えば、あなたがGoogleで「新しいスマホ」を検索し、その検索結果の広告をクリックすると、その広告にリンクされた特定のスマホの販売ページに飛ぶことがあります。このページがランディングページです。
  • 特定の行動を促す
    ランディングページは、訪問者に特定の行動を取らせることを目的にデザインされています。例えば、商品を購入する、問い合わせをする、ニュースレターに登録するなどです。例として、スマホの販売ページでは「今すぐ購入」ボタンが目立つ位置に配置されていたり、限定オファーの情報が強調されていたりします。
  • シンプルで明確なデザイン
    ランディングページは、訪問者が目的の行動をすぐに取れるように、シンプルでわかりやすいデザインが多いです。余計なリンクや情報を省き、訪問者が迷わないように設計されています。

複数ページのサイトとは

複数ページのサイト(Multi-Page Website)は、「トップページ」、「サービス紹介ページ」、「会社概要ページ」、「ブログページ」など、異なる情報を持つ複数のページが存在するウェブサイトのことです。

  • 異なる情報を提供するページ
    例えば、会社のホームページでは下記のようなページが存在しています。
    • トップページ:全体の概要や重要な情報が載っています。
    • サービス紹介ページ:提供しているサービスや商品の詳細を説明します。
    • 会社概要ページ:会社の歴史、理念、チームメンバーなどを紹介します。
    • ブログページ:定期的に更新される記事やニュースを掲載します。
    • 事例紹介ページ:製品やサービスを購入していただいたお客様の事例を紹介します。
    • 採用情報ページ:会社が募集している職種や仕事内容を説明します。
    • お問い合わせページ:お問い合わせフォームや連絡先を載せます。
  • ナビゲーションメニュー
    複数ページのサイトには、訪問者が各ページに簡単にアクセスできるようにナビゲーションメニューが設置されています。ナビゲーションメニューは通常、ページの上部や左側に配置され、「ホーム」、「サービス」、「会社概要」、「ブログ」といったリンクが並んでいます。
  • 情報の整理と提供
    複数ページのサイトは、多くの情報を整理して提供するのに適しています。訪問者が特定の情報を探しやすく、詳細な説明を受け取ることができます。

シングルページとランディングページ、複数ページとの違い

構造の違い

  • シングルページ
    シングルページは、すべての情報が一つの長いページに集約されています。ユーザーはスクロールすることで、ページ全体を閲覧します。シンプルで直感的なデザインが特徴です。
  • ランディングページ
    ランディングページは、特定の目的のために設計された一つのページです。訪問者に特定の行動(商品購入、問い合わせ、登録など)を促すためにシンプルで明確なデザインが採用されています。
  • 複数ページのサイト
    複数ページのサイトは、各ページが異なるコンテンツを持ち、ナビゲーションメニューでページ間を移動することができます。詳細な情報を提供するのに適しています。

目的の違い

  • シングルページ
    シングルページは、シンプルな情報提供に最適です。少量の情報をわかりやすくまとめるのに向いています。
  • ランディングページ
    ランディングページは、広告やキャンペーンのコンバージョンを目的としています。訪問者に特定の行動を取らせるために設計されており、目標達成に特化したページです。
  • 複数ページのサイト
    複数ページのサイトは、詳細な情報提供や多機能なサイトに適しています。多くのコンテンツを整理して提供することができ、ユーザーが特定の情報を簡単に見つけられるように設計されています。

シングルページのメリットとデメリット

メリット

  • シンプルでわかりやすい
    シングルページのホームページは、すべての情報が一つのページにまとまっているため、ユーザーが迷わずに必要な情報を得ることができます。例えば、訪問者があなたのサービスや製品について知りたい場合、複数のページを移動する必要がなく、スクロールするだけで全ての情報にアクセスできます。これにより、ユーザー体験が向上し、訪問者がページを離れる可能性が低くなります。
  • 開発コストと時間が少ない
    シングルページのホームページは、複数ページのサイトに比べて制作が比較的簡単で、短期間で完成します。デザインやコンテンツの配置が一つのページ内で完結するため、制作にかかる労力やコストが抑えられます。特に予算が限られている場合や、短期間でサイトを立ち上げたい場合には大きなメリットとなります。
  • モバイルフレンドリー
    モバイルフレンドリーとは、スマホ等のモバイル端末で快適に閲覧できるようにすることです。
    シングルページのホームページは、スクロール操作が中心となるため、スマートフォンやタブレットでも閲覧しやすいです。現代のユーザーの多くはモバイルデバイスを使用してウェブを閲覧するため、モバイルフレンドリーなデザインは非常に重要です。

デメリット

  • SEOに不利な場合がある
    シングルページのホームページは、コンテンツが一つのページに集中するため、SEO(検索エンジン最適化)の観点から不利になることがあります。具体的には、特定のキーワードに対してページを最適化するのが難しく、検索エンジンのランキングで上位に表示されにくい場合があります。
    例えば、「商品A」と「商品B」の両方について詳しく説明したい場合、それぞれの専用ページを持つ複数ページサイトの方が、検索エンジンでの評価が高くなる可能性があります。
  • 情報量に制限がある
    シングルページのホームページは、詳細な情報を提供する場合には不向きです。すべての情報を一つのページに収める必要があるため、ページが長くなりすぎたり、情報が過密になったりすることがあります。これは、訪問者にとって読みにくく、情報が見つけにくくなる可能性があります。複数のサービスや製品を詳細に紹介したい場合、各サービスや製品ごとに専用のページを持つ方が適しています。
  • 更新が困難
    シングルページのホームページは、ページ全体を更新する必要があるため、頻繁な更新には手間がかかります。例えば、新しい製品を追加する場合、既存のコンテンツと新しいコンテンツをどのように配置するかを考え直す必要があります。これにより、更新作業が複雑になり、時間と労力がかかることがあります。

まとめ

シングルページのホームページは、そのシンプルさや迅速な制作、コスト効率の良さから、多くの初めてウェブサイトを作成する方にとって魅力的な選択肢です。一方で、SEO対策や情報量の制約といったデメリットも考慮する必要があります。この記事で解説した内容を基に、自分の目的やビジネスに最適なウェブサイト形式を選んでみてください。